歯車合わせ
営業マンとおぼしき若い男性とお客さん
らしき60代の男性の会話がコメダ珈琲の
隣の席から聞こえてきました。
どうやらお客さんは最近オーストラリアに
行ったらしく、その話をしています。
すると営業マンも以前行ったことがある
ようで、あそこは実は何々でこんな風で
どうやら解説をし始めました。
営業マンの講話で最終的に終わりましたが、
お客さんは満足だったのだろうか?と
ふと思いました。
仲の良い友人同士や女子会でよくある
光景ですが、今回のお客さんはきっと
話を聞いてほしかったのではなかったかと
感じました。
自分を喜ばせたいのであれば自分が
中心になって話をすれば良いかと
思いますが、相手を喜ばせたいのであれば
歯車を合わせて聞いてあげた方が
いいのです。何故なら誰しも自分に一番
興味があるからです。そして自分に興味
を持ってくれる人が好きだから。