聴く姿勢
聴くいうことは、自分の考えや意見を封印しなければ十分に聴くことに徹することが難しいと言えます。
あなたの話を聴いていますと、言っても実際は話をほとんど聴いてないのです。
どういうことかと言うと、話す人が話した内容を自分の過去の記憶に照らし合わせて、何がしらのイメージや考えが浮かび、その心と会話しているということです。
例えていうなら、相手が今、失業中と話したら、失業に関する過去の記憶が呼び覚まされ、それに対して色んな考えが浮かんでは消え、浮かんでは消えが繰り返されるわけです。
だからこそ、せめて相手が話を聴いてほしいという気持ちが強い場合は
特に聴いている最中に話し終えたら何と言って、返してあげようと考えたりせずに、ひたすら聴くことに徹することが大切で、聴いてもらえたと相手がより感じられるのです。